遺伝子・DNA・ゲノム


遺伝子・DNA・ゲノム

今の時代に
遺伝子と言う言葉自体を知らない人はいません。
DNA?ーこの言葉自体だって知らない人はいません。
ゲノム?ー最近よく新聞記事などに出てくるので見たことはあります。


言葉自体は聞いたことがある、見たことがあっても、
“さて、それって、体のどこにあるの?”
“遺伝子とDNAとの位置づけは?”
などなど、素朴な疑問が湧いてきませんか?


まず、人間の体は「細胞」で出来ていることはご存じですよね?
その数、何十兆個(ネットで調べると60兆個とか37兆個という数字が出て来ます)と言われています。その「細胞」の大きさは、0.01~0.03mm。
定規の1ミリを100等分してください。その中の1~3の大きさです。


その100分の1~3ミリの、ひとつの細胞の中に「核」が1つ存在します。
その「核」の大きさは、0.005~0.008mm、1000分の5~8ミリです。


その気の遠くなる程の小さな「核」の中に、「染色体」が存在します。
その数は、ヒトの場合、23対46体。
その「染色体」というものは、あるものが折りたたまれて出来上がっています。
その折りたたまれているものとは、二重らせん状の図でお馴染みの「DNA」です。


「染色体」を形成するこの「DNA」の長さは、
46体を合算すると全長2mにも及びます。


その「DNA」は、リン酸・糖・そして4つの「塩基」から成り立っています。
その4つの「塩基」とは、
・アデニン(A)
・チミン(T)
・グアニン(G)
・シトシン(C)です。


それぞれは、「対(つい)」を形成し、
その「対」の組み合わせは決まっています。
ATまたはその逆のTAの組み合わせか、GCまたはその逆のCG。
この「対」のことを「塩基対」と言います。
この「塩基対」が、ヒトの体には、30億対あります。


先程、「塩基対」には組み合わせが決まっているとお話ししましたが、
実は、全体の「塩基対」の配列の中で、
組み合わせが異なる「塩基対」が存在します。
その「塩基対」のことを「塩基多型」または「一(いち)塩基多型」と言い、
「SNP(スニップ)」と表現されたりもします。


日本人の場合、体内に30億対存在する「塩基対」のうち、
1000個に1つの割り合いで、この「塩基多型」が存在します。
この「塩基対」全体の0.1%にあたる「塩基多型」の存在が、
各個人の性格・体質などの個人差を生みます。
そこから、ヒトは99.9%同じ遺伝子を持つと言われています。


ただ、厳密に言うと、
日本人同士・東アジア人同士は99.9%同じ遺伝子を持ちますが、
日本人と欧米人とでは、99.7%となるようです。 


さて、次に、肝心の「遺伝子」です。
「遺伝子」はどこにあるのかということですが、
「遺伝子」は「DNA」の中に、“遺伝子という領域”が存在するにすぎません。


ですから、「遺伝子はコレです!」
とピンポイントで指し示すことができません。
その「遺伝子の領域」は、「DNA」の中に25,000~30,000領域存在します。
その領域は、数万~10数万個の「塩基対」から成り立っています。


以上のことから、「DNA」そのものを「遺伝子情報」と表現する人もいれば、
「遺伝子情報」全般のことを「遺伝子」と表現する人もいます。
そうかと思えば、「遺伝子の領域」を指して「遺伝子」と表現する人もいます。
「遺伝子情報」全般のことを「DNA」と表現する人もいます。
「遺伝子情報」を「Gene(ジーン、英語で遺伝子の意)」+「Chromosome(染色体)」の合成語である「ゲノム」という言葉で表現する人もいます。
正直言って、もう全く、統一感がないので、頭の中が混乱してしまいます。


“遺伝子の話は、興味はあるけどわかりづらい!”
と感じておられる方は、次のように理解しておくといいです。


①遺伝子と言う言葉は、巷では大概「遺伝子情報」のことを指している。
②「DNA」も「ゲノム」も、「遺伝子情報」のことを指している。


“その「遺伝子」って、「遺伝子」のことを言っているの?
それとも、「遺伝子情報」のことを言っているの?”
と遺伝子の話には、そう思ってしまうシーンが幾度となく出て来ます。


そういうシーンが出てくるたびに、頭の中が混乱してしまいますので、
IDENSIL説明会に出てくる「遺伝子」という表現も含めて
この2点のように理解しておくといいです。


(注)以上の解説は、弊社が遺伝子に関する書籍や医療関係のサイトから調べ出したものです。参考にしてください。


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